2008年07月19日(土) |
怪文書の発信人さんへ! |
区政の嫌われ者を自称する私の元には、毎日様々な『情報』『誹謗』『中小』『怪文書』などが、郵送、メ−ル、宅配便などを使って届けられる。極めて重要な情報から、職場での争いのような介入しえないもの、真偽を疑うものまで様々である。
そんな中でも、継続的に送られてくるのが、ハガキにカタカナで書かれて『怪文書』である。内容は、教育長人事の問題点と、現在の大田区の管理職人事が偏向している、という内容である。
いずれも私の主張と同様である。が、その手法が問題である。文章から、大田区職員であろうと推測されるが、匿名どころか、差出人名は実在の大田区職員名(実際の差出人ではない)をカタカナで書いている。本気で訴えるなら、実名で連絡先ぐらい書いて来い、というもんだ。
流石に、怪文書は書くが、左遷を賭けてまではできない、ということだろう。情報源は絶対秘匿する私の方針をご存知ないようだ。
また、教育長人事については執拗に(計7通)訴えているが、区議会でも8票の『反対票』があり、私もその一人である。が、だ。民主主義、間接代表制を採用しているわが国では、議会での決定は『民意』である。いくら反対し、自らの主張と相違していても、多数決で決定したことに従うのが、理性である。
自らの主張が通らないと、その法律に従わない輩が公党や教員に散見されるが、民主主義を自ら否定する愚行である。また、教育長人事や区幹部人事には多くの問題があると、私は再三指摘しているが、その人事を司っている親分は『区長』である。
そして、その区長を選んだのは、他でもない主権者たる区民である。すなわち、結果として、問題のある人事案件に同意したのは議会、それを提案したのは区長だとすれば、いずれも民意なのだ。残念ながら‥
従って、私は反対の急先鋒ではあったが、議会で同意した教育長については、お互い『職』として、認め合いながら粛々と事をすすめるつもりである。
民主主義とは、時間とテマがかかるものだ。今の人事や施策に文句があるのなら、民意に訴えて、それに賛同する議員、首長を変えるしかない。そこまで、民意が成熟しているかどうか。地方自治は民主主義の学校といわれる謂れはそこにある。
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