2008年07月11日(金) |
大田区役所ウイルスに侵入され業務停止!!! |
日本全国でデ−タ−の流出、ウイルス感染が報道され、企業や官公庁の情報セキュリテイの甘さが指摘をされている。ウイニ−による情報漏えいや、インタ−ネット接続の端末からのウイルス感染が主な原因だ。
わが大田区役所のネット環境は、他に比べて格段の遅れている。図書館のネット検索などは、23区で最も遅かったし、ネットに接続できる端末は、各部課に1台というお粗末さだ。また、最も住民に近い18ケ所ある特別主張所にはネットを閲覧できる端末が1台もない、という超アナログ社会なのだ。
ただ、そのおかげで、ネットによる攻撃やウイルス感染の被害にはあわない、と思っていた。が、大きな間違いだった。
昨日から、大田区役所の出先である某地域行政センタ−の、とある課のパソコンがウイスルスに感染し、LAN環境にあるパソコンすべてが使用できなくなってしまったのだ。結果、この課の業務が滞っている。
なぜ???ネットにつながっていないパソコンが感染するのか。簡単な仕組みである。確かに区役所のパソコンの多くははネットにつながっていない。また一部つながっているパソコンも、LANとは接続せず単体になっている。が、いずれのパソコンにもUSBメモリ−が簡単に挿入できるのだ。
職員が自宅で何かをダウンロ−ドした記憶媒体がウイルスに感染していたのだろう。それを区役所の自分のパソコン(官用)に接続。ファイルを開いて、このパソコンがウイルスに感染し、LAN全体に広がった、と推測される。
最近の区役所の個人情報の紛失事故や不祥事の多発、今回のウイルス感染と、いささか一部の区職員の意識に弛みがあるのではないだろうか。その根源的原因は‥
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