2008年07月08日(火) |
予備自衛官招集訓練終了 |
5日間の中部航空方面隊予備自衛官招集訓練が終わった。サミット開会中でもあり、娑婆(自衛官は一般社会をこう呼ぶ)では味わえない緊張感の中の訓練だった。普通の国民は、平穏な日常生活が当たり前だと思って暮らしているが、サミット期間中の陸海空自衛隊は厳戒態勢だった。
普段は小銃を携行していない基地ゲ−ト警備の隊員も、サミット期間中は全員が迷彩服に小銃携行。さらには小銃には弾倉が装着されていた。(いつでも発砲できる状態)
基地の外では、普段と変わらず、買い物に興じる主婦。下校の途を急ぐ小学生など『平和』が続いている。しかし、その『平和』を護っている人々がいること、そして、一瞬にしてその『平和』が崩れ去る危険を、わが国に限らず、国際社会は常に持っていることを我々は忘れてはならない。
たった5日間の『自衛官』だったが、そのことを強烈に痛感し再認識した。その意味では極めて有意義な訓練だった。ともに訓練に参加した予備自衛官諸氏、訓練担当部隊の現職自衛官の皆さんに感謝!
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