いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2008年03月30日(日) 親バカおやじ、息子に内緒で来賓席に!!

 今日は、栃木県宇都宮市に新編された中央即応集団隷下の即応連隊隊旗授与式に参加した。この部隊は「国内における緊急事態に迅速かつ適切に対応するとともに、国際平和協力活動等のニーズに迅速かつ的確に対応する」ことを目的にさる3月26日に新編された。

 なぜ私が、宇都宮か?実は先日行われた知人の叙勲祝賀会で隣席に、この上級部隊の協力会長さんがいらしたのだ。その席で「隊旗授与式があるので行きませんか」とお誘いをうけ、歓喜してお受けしたのである。

 なぜか。実は、長男がこの部隊に転勤となったからだ。成人した息子の勤務先に父兄がでしゃばることは民間企業ではあり得ないが、自衛隊は歓迎である。今日も、多くの父兄、家族が招待されていた。

 ところが、何しろ「会長さんの同伴者」としての参加である。扱いが違う。でかい花飾りをつけ、案内された席は、部隊の訓示をされる陸上幕僚長(15万陸自隊員のトップ)のすぐ後ろである。わお〜!!

 後で息子に聞くと「あんな所にいりゃ、すぐわかる!」と迷惑そうであった。とは言え、他の陸自隊員はしない「平和の象徴」ブル−のマフラ−をつけた息子は、いささか誇らしげでもあった。

 来賓祝辞の中で、いかにも軍人タイプの凛とした連隊長が、数日前の編成完結式で隊員に語った言葉が紹介された。

諸官等の命は本日より私が預かる。正義と信義で世界一の部隊を作ろうではないか。

 よい指揮官に恵まれた息子は幸せである。

 この部隊のシンボルマークは「三つ巴」。神社のお囃子の太鼓によくついているマークだが、説明文を見てビックリ。この地の総氏神である宇都宮二荒山神社の神紋なのだそうだ。実は、息子が昭和60年に「お宮参り」をした神社、それが宇都宮二荒山神社なのだ。

 神様がお呼び下さった、そして護って下さるに違いない。親バカおやじは確信した。それにしても、総理大臣からの「自衛隊旗授与式」に、防衛省の大臣はおろか政務次官、政務官等政治家が誰一人来ないのはなんなんだ!!!!!


 < 過去  INDEX  未来 >


いぬぶし秀一 [MAIL] [HOMEPAGE]
 
↑今日の日記は気に入りましたか?
My追加