いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2008年01月01日(火) 新年あけましておめでとうございますと書くと公選法違反?

 公職選挙法という法律も、多分自治官僚が作文して作ったのだろうが「候補者は悪さをする前提」で作られている。例えば戸別訪問の禁止などがそうだ。一軒一軒戸別に回れば密室で現金や品物を渡すのではないか、とのことで禁止されている。

 しかしだ、あのうるさい迷惑な宣伝車で何をどう訴えるのだろうか。一軒一軒回って想いを伝えてこそ「政策選挙」だろう。でないから「ネエちゃん」や「いけ面」が上位当選してしまうのだ。

 年賀や時候の挨拶の禁止もそうだ。新年にお世話になった方々に年賀状で礼を尽くすのは、我が国の伝統文化である。が、公職選挙法ではこれを禁じている。ホームページも「文書図画」の類なので、ここに「時候のご挨拶」である「新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました」と書くと、法律違反になるので、書けないが、気持ちは「そうである」。

 さて、いよいよ3期目の2年目に入る。個人的には、ついに51歳の大台を突破。品性のかけらもない文章(ある区幹部)も、少しばかり反省しようかとも思っている。

 お役人の「意識改革」こそ私のミッションと、細かいことから区民に暴露し続けているのだが、当のお役人にすると「重箱の隅をつつきやがって‥(別の元区幹部)」と思うらしい。

 その「思い」を変えるためにやっているのだが、どうもすれ違いである。そして、そのような行動を区民が支持しているのか、と言えば「下から3位」の選挙結果である。

 なんじゃい!だったら、海外視察や親善訪問には我先に税金使って行き、各委員会では発言など一切しない、本会議ではお役人の提案した条例、議案に常に賛成する、という、最も簡単な区議会議員を演じたほうがいいんか?
地元の新年会や忘年会、祭りの神酒所にはすべて顔を出し、カラオケの一曲も歌う。それが、多くの有権者が求めている議員像だとしたら、私の「任」ではないな。

 残りの任期3年。はたして、私のミッションは何か、もう一度自問自答しなければならない時期かもしれない。


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