2007年12月24日(月) |
超党派アスベスト勉強会に区議会の2割が参加! |
先週、大田区大森南地区において、アスベストの健康被害が8名発覚し、そのうち1名はすでにお亡くなりになっていることが公表された。大田区ではこれを受けて、住民説明会の開催、住民健康診断の実施などを決定した。このことは、お隣、鶴見区の同様の対応に比べ評価できると思う。
そして、週明けの火曜日には、区議会所管、健康福祉委員会とこども文教委員会の合同委員会が開催される。そこで、それに先立って、超党派で勉強会を企画した。
アスベストについての基礎知識すらもっていない議員も当然いる。お役人のそれに対抗するのは無理にしても、基本的な知識は抑えておさえておかないと、トンチンカンな対応にある。わが会派の環境問題のオ−ソリテイ−奈須議員の人脈で、アスベストセンターの方に講師として、大田区役所にご足労頂いた。
突然の呼びかけに、はたして何人の議員が集まってくれるか危惧したが、11名の議員及び前議員が参加してくれた。以下、参加会派別人員である。
自民1名(5.5%)、民主1名(14%)、公明2名(17%)、共産3名(38%) ネット無所属自由3名(100%) 民主前議員(都議候補)1名
突然の呼びかけと、忘年会などの最終週ということもあるが、区民の生命の一大事に、最大会派と、国政二大政党会派の参加が1名というのは、甚だ残念だった。多分、情報が行き渡っていなかったのだろう。区内には六郷など、アスベスト関連工場が多数あったとの記録がある。区当局と共に、我々議員も正確な情報の伝達と共有に努めなければなるまい。
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