いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2007年05月19日(土) 飲酒運転は逃げるが勝ち?@自宅前

 昨晩は、旧知の友人夫婦に祝勝会を開いて頂いて、その後、地元の居酒屋に寄った。そこでも、近所に住む友人に出会い懇親を深めた。その後、自宅に戻ろうとすると、自宅前の路上で飲酒運転の検問を行っていた。ほろ酔い
でもあったので、暫し取り締まりの状況を見学させてもらった。

 ところが、30分間一件も飲酒の摘発がない。さすが法律改正の影響でよかった、と思ったのだが、実はその蔭で「逃げ得」を何件か目撃した。一台の車、検問手前にある駐車場に入り突然停車。そこの自動販売機で飲み物を買い、検問とは反対側にUターンして逃走。近隣にはコンビニもあり、わざわざ自販機で買うため来たとは思えない急発進だった。

 すごかったのは、新車のベンツ。検問手前の交差点を逃げるように右折。ところが、そこには別の警察官が待機していたが、この制止も無視して逃走。制止した2名の警察官は特別何をするでもなくそのまま。

 唖然として、現場の警察官に「ナンバーは控えたのか?」と聞くと、「そんな余裕はなかった」と。「なぜ白バイなど逃走防止措置を取らないのか」との問いには「夜間には白バイは配置しない」そうだ。

 あのベンツは警察との「特殊関係者」で、故意に見逃したのでは、と思われる可能性もある、と名刺を渡し官職氏名を聞くと、なんと交通課の課長代理さんだった。さらに代理さん「さっきから見てるけど、あんたの連れは、税金泥棒と言っていただろう」等と取り締まりとは関係ないことをおっしゃる。確かに、友人がすれ違いざまに、そのようなことを口走ったようだ。そのことは私から謝罪した。

 なんとも、理解できないのは、飲酒の検問が「善意のドライバー」を想定して行われていることだ。少ない人数での深夜の検問なので止むを得ないと思う部分もあるが、せめて、逃走防止処置や、交差点4方向に警官を配置する位の工夫があってもよかった。でないと、交通安全運動最終の金曜日、「検問をした」という実績のための検問と思われてしまう。

 今回の件は別にして、全国の警察官の皆さん、日夜身を挺しての勤務ありがとう。
 


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