いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2007年04月20日(金) 大変だ〜!選挙ポスターが変色

 選挙告示期間中は、様々なトラブルや、事件が起きる。今日の大事件は三つだ。ひとつは、宣伝カーの運転手さんが、風で倒れていた近隣の焼肉屋さんの看板を引いてしまったことだ。

 大した壊れ方ではないし、風で道路に倒れていたので、まったくこちらの不注意ではないが、感じはよくない。ミカン事件同様、タスキをかけてお詫びに行き、後日修理の約束をした。

 驚いたのは、警察からの電話だ。それによると、選挙事務所近くの「通称 事務所看板」と呼ばれるものが、「交通を阻害している」との110番通報があったそうだ。この選挙事務所看板は、その場所を示すために、比較的大きな道路側に設置するのが、概ね黙認されており、共産党などは、いったいどこに事務所があるんだ、という場所にも掲出している。

 警察も「法律違反ではないが、110番があったので…」と困った様子。選挙が始まると、このようなチクリ合戦をする陣営や、人も必ず出てくる。この時期に、無為な争いはすまい。さっそく選対に連絡をして事務所前に移動した。

 最後の大きなトラブルは、選挙ポスターの「雨もり」である。選挙ポスターは通常、ユポやオーパーという耐水性のある紙または合成樹脂を素材として使う。ところが、ツヤがないものだから、当方の印刷屋さんは、厚手の紙に表面、裏面に耐水加工をしたのだ。

 ところが、この表裏張り合わせの上部から、雨水が内部に染み込み、その後の太陽光により、オレンジのポスターの上部が色抜けしたのだ。印刷屋は刷り直しの手配をする、と平謝りだったが、選対と相談の上、このままでやることにした。

 気のいい印刷屋のオヤジさん夫婦の、ポスターやマニフェストにかけてくれた情熱は並大抵のものではなかった。それに比べれば色抜けぐらい…と思ったのだ。

 ところが、選対のボランテイアの方々を凄かった。予備として残っていたポスターの上部をテープ加工し、三々五々、近隣のポスターを張替えに行ってくれたのだ。加工され貼りなおされた綺麗なポスターには、またまた感謝の涙である。

 選挙は、本当に多くの人々の善意で支えられている。このことを、絶対に忘れまいと思う。ありがとう。

(公職選挙法の趣旨により、この日記は4/25にアップしたものである。)


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