2007年01月10日(水) |
やった!ついに区役所2階レストラン賃料徴収へ |
何年かかっただろうか?区役所2階にあるレストランの賃料が無料なのは、おかしいと訴え続けて。ついに、本年4月から賃料を徴収することになったのだ。
そもそも、何故無料なのか。それは、平成11年に現庁舎に移転した時にさかのぼる。旧庁舎には、職員食堂があったため、新庁舎にも職員食堂を作ることになった。そこで、区当局は大田区職員文化会(会長は区長)に対し「職員の福利厚生のための施設」として、公有財産の無償使用許可を与えたのだ。
ところが、この会は職員の任意団体で、レストランの経営ノウハウがある訳でもない、固有職員がいる訳でもない。どういう経緯だか、いまだ納得のいく説明はないが、東急電鉄の外食子会社に、丸投げして、現在まで、この会社が運営している。366平米(約120坪)の家賃は、タダ。光熱費の負担だけだ。一時は、この日記で再三指摘したように、区内屈指の「感じの悪いレストラン」だった。
区役所2階のレストラン、職員の福利厚生施設だけあって、当初は職員だけ20%引きだった。しかし、どう考えてもおかしい。区民の財産である区役所をタダで使って営業していて、職員は20%引きで区民は定価とは。で、この割引カードの販売機の場所を、日記に書いたりしたところ、やっと区民にも割引券を売るようになった。が、賃料はタダ! また、おかしなことに、京浜蒲田駅近くにある、大田区産業プラザのレストランと、喫茶室。ここも、なぜか同じ会社に、委託しているのだ。
さて、ついに、このレストラン、今年4月から、新たな事業者を公募して賃料を徴収のうえ営業することになったのだ。とは言うものの、120坪で家賃はな、なんと超格安の29万1400円。近隣相場の1/3から1/4である。こんなことなら、この際、本庁舎の管理も、指定管理者に任せてしまえばいいと思う。あまりにも安すすぎ!
ついでに、産業プラザの方も、4月から新たな事業者を公募するという。それぞれ選定委員会(きっと、議事録を公開しない)を設置して事業者を決定する。これで、今と同じ事業者に決まったら笑っちまうが‥
区役所2階レストラン公募要綱はこちらから
産業プラザのレストラン、喫茶室については、産業振興課03-3733-6181へ
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