2006年11月18日(土) |
石原知事の豪華外遊に思うこと |
石原東京都知事が、都の公金で「豪華視察」をしていたことが、共産党都議団の調査で判明した。都知事は、マスコミの質問に「事務局に聞いてくれ」と。事務局は「いつ要人との会談が入るかわからないので‥」と説明。なんとも、歯切れが悪い。まあ「視察」をすべて事務局に任せている構図は、金額こそ違うが、大田区議会とまったく同じだ。
大田区議会も、ヨーロッパ80万円、米国60万円、中国40万円と、知事に比べれば、可愛らしい金額で視察に出かけているが、実際の航空運賃やホテル代は、議員本人は知らない。「旅費精算書」に、事務局が議員の名前を書き、預かっている三文判を押して精算する仕組みだ。石原知事もそんなようなものだろうから「事務局に‥」という言葉になったのだろう。
そもそも、石原都政になって、何が変わったのだろうか。マスコミ受けのする「デイーゼル車の黒煙のペットボトル」を持ち歩いて、8都県市のデイーゼル車を追い出したことは評価に値する。
しかし、結局のところ、賢い都庁のお役人に、オリンピックやら排ガスやらの「おもちゃ」を与えられて、遊んでいた、と言ったら言い過ぎだろうか。そして、たまの「豪華視察」をセッテイングしておけば「殿はご満悦」。と、そんなことは、絶対にないですよな。
でも、臨海部の三セクは債務超過で自己破産。各事業では「談合疑惑」がささやかれているのは、ご存知なのかしら。まあ、東京都の場合は、知事がおカネ持ちだから、福島や和歌山のように、知事自らが談合に関与して「小銭」を頂戴することはないだろう。
一国家に相当する予算と利権を配分しているのは、誰‥‥
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