いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2006年10月26日(木) 2連ポスター

 最近、街の中に、いやに国会議員と区議や市議の通称「2連ポスター」が目だってきたと思われないだろうか。これは、来年の統一地方選挙を前にして、候補者になろうとする者(現職、新人共に)の単独のポスターは、10月末日以降(任期満了の6ケ月前)貼れなくなるためだ。その後は、候補者名、写真などが、全体の面積の1/3以下のもので、演説会などの告知用のみ掲出ができる。(なお、衆議院は、ほとんど、任期切れ前に選挙が行われるため、単独ポスターを公示日まで掲出できる。)

 10年以上前に、日本共産党が多摩地区で「編み出した戦法」で、当時は「3連」だった。それがいつの間にか、候補者名が全体の1/3であればいいということになった。最初の頃は、候補者名だけ色を変えて目立たせるなどという事もダメだったが、最近ではいいようだ。例えは悪いが「わいせつ図画」の認識が、時代と共に変遷しているようなものだろうか。

 しかし、この2連ポスター、はたして効果はあるんだろうか?貼るテマ、印刷費、時間等、一部の組織選挙をされる政党は別にして、自民や民主、私がごとき無所属などには、あまり意味がないような気がする。

 以前、街頭宣伝車の連呼について、東京都選挙管理委員会が調査したことがある。結果は、連呼で投票した有権者は1%程度だった。区議の当選ラインは3000票ぐらいなので、1%とすれば、たった30票のためにあの努力?

 結局、2連ポスターも、連呼も、支援してくださる皆様へのアピールってことなのだろうか。最近、支援者から、よく言われる言葉「みんな、ポスター貼ってるけど、お前のはないじゃないか。やる気あるんか?」

 どうしよう‥

 


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