いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2006年10月27日(金) ガンバレあしなが募金

 議員になると、駅前で何か「配り物」をしている人々や、募金をしている方々が「同業者」に思えてくる。こちらは、配り物もテイッシュやら割引券などのオマケがついていないが、配っている場所などは、ほぼ同じ。募金で一生懸命声を張り上げている姿を見ると、わが身におきかえて、ついつい入れてしまう。

 その中でも、通過できないものがあしなが募金である。これは、交通事故や病気などで親を亡くした子ども達に奨学金を貸与する民間団体だ。長女が、中学生だった頃にかかわって、この活動を知った。

 私自身、父親が病死して、おかしな進路を取ることになったので、この会の趣旨には大賛成である。昨年、長い間別居していた母親が亡くなった際に、行き場のない私の友人知人から頂いたお香典も、この団体に寄付した。

 さて、最近、週末になると蒲田駅の改札口東、西に、ボランテイアの高校生、中学生による、あしなが募金活動が行われている。これには、まいった。西口で募金する。すると、改札口階でもやっている。ここでも、小銭を入れる。東口に下りると、またやっていて、無視できずに、また入れる。最後の募金箱は「ごめんね」と言いながら、5円と1円だけになってしまった。

 しかし、偽善者ぶるつもりはないが、男子生徒が声をからして「遺児に力を貸して!」と訴えているのに、我関せずとばかりに、通りすぎる無関心層が多いこと。政治に無関心、ボランテイアに無関心。可哀相な人々だ‥


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