いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2006年10月15日(日) 行事一杯の日曜日

 秋の日曜日は、毎週区内でのイベントが多く、休めることがない。行かなくても文句を言われる訳ではないが「招待状」が来れば、行かざるを得ない。

 まず1件目、住んでいる地区の、青少年対策委員会が主催する「デイキャンプ・アスレチック」が、区内平和島公園で行われた。ここは、「議員」ではなく「理事」として参加。青いこの団体のユニホームのジャンパ-から、ジャケットに着替えて、次は、大田区体育館で開催されている「障害者の集い」へ。こちらは「議員」なので、ジャケットには「バッチ」をつける。

 入り口では、一昨年から大田区を相手に係争をしている障害者の方が、支援者とともに、拡声器で「訴え」を行っており、その周辺を、保健福祉部の管理職が取り囲む。昨年は会場内に入り、区長に直談判をしたこともあってか、今回は厳重な対応に見える。係争の内容はともかく、同じ仲間達が集うお祭りの会場での演説はどうだろうか。結局、会場内の仲間から「お祭りだから、やめて」というお願いで、スピーカーでの演説はとまった。

 会場の外から、香ばしい焼きソバの臭いがしたので、そのテントにでかけると「焼きソバおやじ」として著名な、荒木秀樹議員が、友人達とともに、焼きソバを販売中。物欲しげな目をしていると、優しいオヤジは「いぬぶし君、ちょっと味見をしてくれ」と、焼きソバを下さった。「うまい!でも肉はどこ‥」いえいえ、売価100円では、大満足。ご馳走さまでした。

 ここも、短時間で辞して、つぎなる会場は、大田区男女平等推進センター(通称エセナ)。だいたい、こんな名前の施設があることが「男女平等」じゃないだろう、といつも言っている場所だ。今日は、エセナフェスタという、お祭りが行われている。会場内を一巡していると、同僚の女性議員さんから「事務所に顔を出せ」と促されて、いざ敵地へ。なんのことはない、お茶菓子と豚汁をご馳走になってしまった。

 本日最後のイベントは、大田区立生活センターでの「生活展」。まずは、清掃事務所のブ−スへ。議員とは知らないであろう職員さんは、丁寧にリサイクルについて製品を見せながら説明してくれた。初めて知ったのは「納豆の入れ物はリサイクルに出せない」ということだ。どんなにネバネバをとっても、臭いが取れず、製品化できないそうだ。

 ある消費者団体の展示では、廃プラスチック焼却問題で、説明員の方と盛り上がって「よく、ご存知ですね。うちから代理人(議員のこと)で立候補しませんか」と言われて苦笑した。(議員として顔が売れていない証拠)

 都立つばさ高校のブースでは、環境への取り組みに感激。なんと、生徒が主体で都立高校初のISO14001を取得してしまった。教室にはゴミ箱がなく、校内8ケ所のステーションに資源として分別して捨てられる。このことにより、ゴミ量が激減して、ほとんどが資源としてリサイクルされるようになったとのこと。さらには、生徒の環境意識高揚の結果、校内の水道光熱費が、なんと年間600万円以上も削減されたとも説明された。いやいや、素晴らしい!

 疲れたけれど、多くの出会いと、学びの日曜日だった。


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