いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2006年07月02日(日) いぬぶし「女性議員」に??

 今日は、午前中大森福祉園の祭りに出席し、居合わせた障害者団体幹部や、区議会議員とひと時、談笑した。その後は帰宅するつもりだったが、そのメンバーのほとんどが、大田区男女平等推進センターのお祭り、エセナフオーラムに行く、というのでご一緒した。

 参加したのは「女性議員と語る会、女性議員は区政をどう変えたか」という催しである。だいたい、男女平等推進センターなどというものがあること自体「男女平等」ではないじゃないか、と常々思っているので、言うなれば「敵陣」へ単身切り込んだようなものである。何しろ、哲学が違うのだから‥

 そもそも、女性議員が区政をどう変えたか‥という論点もどうだろう。与野党によって、視点が違うだろうし「私達は、○○をやりました」という発表会であれば、他党批判になりかねない。

 また、この会が以前主催された「区議会議員と語る会」でも指摘したのだが、どうしても主催者側の発言が長いのが、この主催者に限らず市民団体の会合の特徴かもしれない。今回も、コーデイネーターの女性と、ボランテイアスタッフが「情報提供」という名目で、えらく長い講釈をされていた。終了後、他の参加者数名に聞いても同じ感想だった。

 さて、その議論の中でも、大田区管理職の30%を女性にすべし、というボランテイアスタッフの提案には、参加者の中からも多くの賛意が聞かれたのは意外だった。そこで「オトコ代表?」として次のように発言。

女性職員が、管理職試験を受験しやすくする工夫は必要だが、30%は女性にする、という結果の平等は「逆差別」になる。

 すると、そもそも、女性比率が少ないのだから、30%までは無理やりあげても問題がない、諸外国でも実施していて、問題はおきていない、旨反論された。

 この理論で行けば、次の区議会議員選挙では、女性議員が15人(50人定員の30%)になるまでは、得票数に関係なく女性候補者を当選させよ、ということになる。羨ましい話である。

 さらには、私が「妻が議員だったら、夫としてやめて欲しいと思う」と発言すると、性の役割分担論である、とのコーデイーネーターの注釈を頂いた。そこで「そうではない。会合に出たり、祭りに行ったり自分自身の議員活動を思うと、妻にはやらせたくない」との思いである。そのような議員活動をしないと、有権者が投票しないことが、女性議員がなかなか増えない原因でもある。有権者の意識改革こそが必要、と述べたが、それも、どうもお気に召さないようだった。

 う〜ん!


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