2006年06月27日(火) |
親子揃って‥‥石原家 |
日曜日に、ある「高貴?」なご子息が、羽田空港での会合で、庶民には、さっぱり訳のわからないご挨拶をされて「流石である」と、お褒め申し上げたが、ご子息もごりっぱなら、お父上も流石である。
6月20日に東京都瑞穂町議会が、都内自治体で唯一「東京オリンピック招致決議」を僅差で否決したのだ。ところが、オリンピック招致に熱心な、石原都知事は、この決議に対し「頭がどうかしている。何の得にもならない。」と批判した。
さらに、都議会自民党の野村幹事長は「これまで培ってきた都と瑞穂町の信頼関係を損なうもの。再考を促す。」と述べている。
両者共、その見識を疑う。瑞穂町議会は、オリンピック招致と、横田基地の軍民共同化がセットになることを懸念して、招致決議に反対したのであって、オリンピックそのものに反対している訳ではない。住民代表としての町議会議員の判断は、都知事と言えども尊重するのが、民主主義の基本であろう。
「大統領の座」に座り、賢いお役人の手のひらで、ゴマをすられていると、こんな単純なこともわからなくなってしまうのだろうか。
私は、石原節の大ファンである。言葉に衣を着せず、はっきりと言う。お役人や、国がなんと言おうとも譲らない。正に、地方分権の寵児であった。が、町や区を、東京都の子分であるとも思っているような今回の発言はひどい。驕りもいいところだ。
さらには、知事べったりの自民党幹事長の談話はなんだ!まるで、お役人の代弁者のような発言にはあきれる。さぞかし、東京都の管理職には「愛されている」幹事長さんに違いない。
怒れよ!黙っている有権者!真っ当な国、真っ当な地方自治体にするには、まっとうな有権者が立ち上がらねば!そう、あなたが!
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