2006年06月28日(水) |
いいね!日本共産党大田区議団ニュース |
自宅に帰ると「日本共産党大田区団ニュース」なるものが投函されていた。まあ、多かれ少なかれ議員という人種は「あれは私がやりました」というものである。いつだったか、選挙の時に、蒲田駅前で3時間ほどマラソン演説を続けたことがある。そうすると、私の前を宣伝カ−で通過していく、ほとんどの候補者が「私の作ったエスカレーターをご通行中の皆さん」と呼びかけていくのには苦笑した。そりゃ予算案には賛成しただろうけど‥
羽田空港国際化と京浜急行立体交差実現を果たしました、とHPで公言している議員さんもいらっしゃるが、両案件とも彼が議員になる、とうの昔に決定されていた。やはり、図太い神経がこの業界には必要らしい。
さて、共産党のニュースをご紹介しよう。小中学校にク−ラ−設置。日本共産党が毎年要求し、ついに区長が提案、与党も賛成した、とある。これは、まったく違う。当初、区は設置するつもりはなかった。共産党も要求していたが、区は共産党はまったく相手にしていなかった。これを実現したのは、別の政党であることは、区議会、区関係者なら誰でも知っている。何いってんだか‥
次は、共産党のおかげで、平日準夜間の小児救急が実現したそうだ。これは、蒲田、大森両医師会と大田区当局の協議の結果、東邦医大病院内に開設されたものだ。共産党がどこにからんでいるんだろう。明日、医師会に聞いてこよう。
生活習慣病の受診率が23区最低、だと。これは、大田区のせいかね?以前は、区内の医療機関に行けば、受診できたが、受診票の不正受給疑惑がある病院(共産党系?)で発生し、病院に事前に渡す方式から、希望者に配布することになった。自らの健康管理をすることに、自分で責任を持つべきであるし、職場において健診の機会がある区民は受診できないので、必ずしも受診率最低が、区の努力不足とはいえないのだ。
耐震診断、補強工事の助成を実現した。ともあるが、これは、国の新たな制度を、大田区が利用しただけで、共産党の要望が実現したわけではない。
また、区議会議員の海外視察廃止で960万円が節約できる、との記載がある。そのとおりだ。が、本年度は自民党しか希望がなく、中止になったことは書かれていない。さらには、中国北京市朝陽区に共産党議員2名が、公費(税金)で親善訪問に行くこと(1名約40万円)、国内の視察には毎年、区議会共産党を含む全員が、2泊3日で一人10万円で1回、1泊2日で4万円1回、費やされていることもふれていない。また、区議の費用弁償が全体で年3000万円にもなり、共産党議員も受け取っている事実も。
西野区長は「憲法9条があったから日本は平和であったとは必ずしも考えていない(平成15年11月30日)」と、平和都市宣言に背を向けている、とも書いている。これも、その後の区長の言葉を割愛し、都合よく「悪者」としているのだ。その言葉の後に区長は、次のように述べている。
憲法第9条があったから日本は平和であったとは必ずしも考えておりません。世界平和を呼びかけ、そしてその世界の中で共同として私どもは行動してきた。それが日本国の姿勢であったからだ、このように考えております。
なぜ、この言葉が、平和都市宣言に背を向けるのか、共産党にうかがいたいものだ。ことさら左様に、なんとも都合がいい機関紙には、感動した。ガンバレ共産党。
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