2006年05月16日(火) |
民主党松原仁代議士の早朝講会演拝聴 |
私が区議会議員をやっている原因は、松原仁代議士にある。忘れもしない昭和60年の自衛隊大田区協力会の忘年会。当時、会社経営者でもあり、元自衛官でもあった私は、この忘年会に出席した。すると隣りに、どこぞで見たような男が座った。
『どこぞでお会いしましたか?』と名刺交換をすると、彼は『都議会に落選した、ジンジンジンジン松原仁です』と挨拶された。話をうかがうと、なんと同じ申年。当時29歳同い年であったこともあって、親しくお付き合いをするようになった。そして、彼は都議として経験をつまれ、私は不良後援会会員として年月がたった。
その後、確か平成6年の初夏だった思う。彼から『新生党という政党を小沢一郎さんと作ったので、大田支部常任幹事になってくれ』と電話があった。まあ、小沢さんの政党なら面白いと快諾した。これからが、大変だった。松原さんから『新生党の第1期の区議になって欲しい』と連日の電話攻勢。
結局、自分自身の興味もあって、立候補するも、告示(選挙)前に党がなくなり『新進党』になってしまった。結果落選。
その後、紆余曲折があったが、平成11年に自由党公認で当選。松原代議士は、民主党に移籍されていた。
というような事情から、あの時、松原仁代議士の隣りに座らなかったら、今、私は区議会議員ではなかった。その意味では恩人であり、感謝している。
今朝は、経営者向けの早朝の講演会で、講師を務められ、松下幸之助翁の言葉を引用して(松下政経塾2期生である)次のように話された。
成功の要諦は、成功するまで諦めないこと、運があると信ずることである。
都議1回、衆議院2回落選した結果代議士になった男を介しての松下翁の言葉だけに重い。
ありがとう、松原仁代議士! 祈 ご健闘!
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