2006年04月23日(日) |
ちょっと来ると来賓、いつも来ると作業員? |
区議会議員というのは、とても微妙な立場だ。都議会議員や国会議員は、一応スター的存在なので、様々な団体の会合に出席すると『来賓』の称号と座席が約束?されている。
ところが、区議というのは『地場産業』なので身近すぎて、来賓だか作業員だか、身内だかわからないケースが多い。
今日も、そんな一日だった。今日は、大田区主催こどもガーデンパーテイーが催された。これは、今回で55回にもなる歴史ある催しで、区内10箇所の会場で、それぞれの青少年対策地区委員会が所管して、一日、ゲームをしたり、遊びながら、地域と子ども達の連携を深める行事である。
特に、私の地元、六郷会場は、秋田県六郷町(現在は美郷町)と提携して、六郷の子供達、六郷町長(現美郷町長)などもおこしになる、区内屈指の会場である。
私は、というと、小学校のPTAから、この催しにかかわり、子どもが中学校を卒業した今でも、青少年対策委員として関わっている。
そして、今日の開会式。様々な来賓が紹介された。共産党の区議も来賓として紹介された。ところが、プログラム委員として、早朝から設営のお手伝いをしていた私、そして、会場委員長として、何週間も前から走り回っていた山崎勝弘議員の紹介は無し。
山崎議員は、委員長として事前打ち合わせから当日まで、実に献身的にこの行事に関わってこられた。私とて、その思いはある。が、来賓は、会場に数十分いた別の議員。おいおい!大田区主催だぜ〜
そして、夕方6時からの反省会。来賓の区議は勿論来ない。私と山崎会場委員長(?)は、区議会議員として参加していた、品川の高級ホテルの晩餐を中座して参加した。
対照的で面白いのは、前述のホテルで開催された地元神社の氏子青年会創立30周年記念式典だ。実は、山崎議員も私も、この会のメンバーである。ところが、この30周年式典の実行委員ではないので、この行事には一切関わっていない。ところが、他の議員と同様に壇上で『来賓』として紹介されたのだ。
嗚呼、来賓、されど来賓。
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