2006年03月18日(土) |
不思議な出会いもある街頭区政相談会 |
たまに珍客もある『街頭区政相談会』も今日で3回目となる。前回までは、路上にストーブを出しての開催だったが、今日は風は強いがストーブはいらない。四季を感ずる行事でもある。
毎回とても楽しいのは、相談に来られる方の9割がた、初めてお会いする方なのだ。知らない方との出会いや、情報は、とてもワクワクして、この相談会を続けるモチベーションにもなっている。(前回、たまたま来られた知り合いが相談されていたら、サクラだの屈強な用心棒だのとのウワサが流されて笑ってしまった。相談者は、心優しい病院の事務長さんなのに‥)
今日も、区政全般についてのご意見、職場での問題についてのアドバイス、地中有害物質など広範な相談が寄せられたが、特筆すべきは、一人の青年との出会いだ。
自転車をこいで私の机の前を通過したと思ったら、ユーターンをして戻って来た。ちょっといいですか?と、とても感じのよい好青年である。
関西から6日前に六郷(私の地元)に越してきて、4月からは夜学に通うのだという彼は『職がない』のだ。土地勘がないので、ハローワークや、就業支援の場所を紹介して欲しい、との相談だった。
さっそく、ハローワーク蒲田プラザと、お仕事ナビ(大田区産業振興協会)を紹介したが、知り合いもいない東京で、さぞかし心細いだろうと、もっと話を聞くことにした。
詳細は書けないが、彼の心意気に感銘して、ある団体の理事さんに電話をいれ、さっそく月曜日に面接することになった。
彼の就職決定と、学業の成就を願ってやまない。ガンバレ青年!
(後日記)青年から弾んだ声で電話があった。『採用になりました』新たな春に、おめでとう。大田区でステキな出会いがまた一件。感謝。
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