2006年02月08日(水) |
考えよう!認知症にならないまちづくり |
今日は、東京都老人総合研究所が主催、大田区が共催した、「考えよう!認知症にならないまちづくり」講演会に参加した。
会場になったアプリコ区民ホールは、7割方の入り。1200名近いだろう。平日の昼間の講演会にしては大成功だ。
ただ、特別講演は一般向け、パネルデスカッションはプロ(介護事業者、行政など)向け、という、ターゲットが絞れなかった設定には不満が残ったが「入場料無料」に免じ我慢しよう。
さらには、大田区の会場を使い、区共催でありながら、大田区の職員がパネリストに一人もいなかったことは、奇異ですらあった。また、支援している大田区の組織が、保健所や保健福祉部ではなく、地域行政センターというのもよくわからない。
題名といい、相手のカウンターパートとしても、大田区保健所や、介護事業課、介護保険課などが対応し、パネラーとして、職員を出すべきではないか。大田区職員は腕章をして、入場誘導に専念していた。コーデイネーターが最後に「次回は、大田区の職員さんが、パネラーでお話いただけるように‥」と、嫌味だか、ホンネだかを話されたのは厳しかった。
帰り際に、我が国最高学府ご卒業の保健所長が客席から出て来たので「ダメでしょう。壇上にあがらなければ‥」と嫌味を言ったら「私も認知症だから、勉強しなければ」と、かわされた。やるな、おぬし!
頑張ろう!大田区の地域介護組織。
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