いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2006年02月07日(火) 大田区職員早帰り問題

 先週来、大田区職員の定時退庁問題を書いている。つまり、17時15分までが勤務時間なのに、その時刻に玄関に多くの職員が出てくるのはおかしいと書いた。所管職員課長と担当副参事(課長級)は、先週、玄関で出てくる職員を追い返したそうだ。行為としては正しいが、なんとも情けない話である。

 さて、今日はどうだろう。興味津々、玄関にたつ。17時12分、再雇用職員らしき女性の一団が帰る。17時15分。以前より少なくなったが、相変わらず、お役人が家路へ急ぐ。私の顔を見て、怪訝そうな顔をする職員もいる。

 さらに待つこと、数分。時計の針は、17時18分。おお!なんと、参事級(部長クラス)、副参事級(課長クラス)もお帰りになる。流石に、17時18分だから、自席を17時15分に立ったとの言い訳はたつが、管理職である。これでは、一般職員が早帰りする訳である。

 時間内に、一生懸命仕事をして定時に帰るならいい。一秒でも早く帰ろうとする、その下衆な根性が許せないのだ。まして、管理職がさっさと帰る。ところが、予算に計上されている超過勤務手当8億円余りは、適当に消化する、というのは、一体どうなっているのか。

 たかが、数分、されど数分。自らの仕事に対する心構えの問題だろう。

 人として、自らの行為を情けないと思わないとしたら、軽蔑するぜ!たかが数分だろう。

****すべての管理職が、同様の行為を行っている訳ではないし、部外者との懇談会に参加するために、早めに退庁することはあり得ることを申し添える******


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