いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2006年02月03日(金) 腐ってる役人根性!@大田区役所

 お役人が、いかに民間と違う感性や、非常識を持ち合わせているかは、再三再四書き続けている。一部改善されたこともあるが、大化の改新以来続いているお役人DNAを払拭するのは、並大抵のことではない。

 先日、区役所職員の退庁時間について述べた。5時15分までが勤務時間なのに、その時間に玄関を出る、という非常識が区役所では「常識」としてまかりとおっている、という現実だ。さっそく所管、職員課長に注意したところ、昨日の課長会議で全課長に注意を促したそうである。

 が、だ。その当日、相変わらず、サルだか火星人のような区役所職員がゾロゾロと5時13分ぐらいから玄関にあふれているのだ。別に、監視するつもりではないが、昨日も、たまたま5時に区役所にいたので、興味深々で玄関ロビーで待機していたのだ。

 すると、なんの後ろめたさもない職員が出て来る、出てくる。知り合いの係長がいたので「早いね」と嫌味を言ったら「もう5時15分ですよ」と言われてしまった。唖然である。顔見知りの別の職員は、どうしようという態度で、玄関の外でこちらをうかがっている。

 すぐさま、職員課長に文句を言いに行き、さらには「5時15分ですよ」と言った係長の上司にも通報した。いずれの管理職も「まさか」という態度である。

 たかが数分のことだが、その心構えが問題なのだ。せめて、遅れず休まず働かずの次に、早帰りせず、を付け加えてもらいたいものだ。

 例えば、5800人いる大田区職員の10%が早帰り5分しているとする。すると、1日あたり2900分の損失。年間では855,500分、なんと1782日分の日当がパアーになる。区職員の平均時給3500円をかけると、4990万円の損失である。

 予算委員会でも追及するし、場合によっては、全管理職にこの損失を区に弁済せよ、との監査請求をも辞さないつもりだ。


 全国の皆さんにお願いである。毎日5時12分ぐらいに大田区役所に電話して欲しい。用件はなんでもいい。「大田区の介護保険の適用人数」やら、「国旗国歌をどう思うか」など、とにかく帰らせない運動をしたい。電話は03-5744-1111である。ご協力を。さらには、区内の方は、5時15分に区役所や行政センター、特別出張所に出かけて、出てくる職員に「まだ勤務時間でしょ」と声をかけて欲しい。納税者の監視が、腐った役人根性の是正につながる。

 ふざけるな!大田区職員!大田区職員労働組合よ、弁明してみろ!


*****なお、大田区の全職員が、このような不正を行っている訳ではないことをご理解いただきたい。一部のバカもんである。****** 


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