2006年01月27日(金) |
大切だからしまっておきます!お役所の勘違い2連発 |
お役所にいると、民間では考えられない「珍事」が多くて、楽しませていただいている。先日書いた、職員ID、しょぼいじゃないか!と書いた。ところが、「しょぼくないもの」もあるのだ。片方は、白黒で安っぽい、もう片方は、ちゃんとしたカードで2色刷り。
聞いてみると、ちゃんとした方は、パソコンを開けるのに必要なICカードと職員証が合体しているもので、そのカードをパソコンに入れている時に、区民に対応すると、カードケースが空になる。そこで、紙に印字したものを、正規のカードの下に入れるよう指導している、というのだ。
な〜るほど。だから、この紙の「ダミー」を見たから「しょぼい」と思ったのか。ところが、実は、この「しょぼい方」を常用している職員も多数いるのだ。それは、「万一紛失したら大変だ」とばかり、課内のしかるべき場所に預けて、パソコンを開ける時だけ借りるという人々だ。結局、名札IDとしては、常に「しょぼい方」が、区民の目に入る、ということだ。
そういえば、昨年、航空自衛隊予備自衛官招集訓練で、「予備自衛官徽章」というものの説明があった。そこで、担当官の説明は笑った!曰く 「陸上自衛隊では配っているようだが、航空自衛隊では、皆さんが紛失するといけないので、交付していません。」だそうだ。
予備自衛官としての身分を明らかにするために、防衛庁の予算で作成した「徽章」を、「紛失するといけない」という理由で、配布しない、なんともお役所的で、ほのぼのとしている。有事の際も言うのだろうか。「弾は紛失するといけないので配布しません‥」
二つの「事件」、お役人の「事なかれDNA」のなせる業。民間人の私には、到底理解できないな!
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