2006年01月26日(木) |
退庁時間とは役所を出る時間だったんだ! |
お役所には、お役人しか通じない色々な「掟」や「慣習」があるのは、再三述べているところだ。今日は、またひとつ新しい発見をした。
人と待ち合わせを区役所前で17時(午後5時)にしていたので、役所の玄関の外で待った。すると、17時5分位から、職員しか使わないエレベーターから人が出てくる。明らかに帰る格好だ。ちなみに、大田区職員の勤務時間は、午前8時30分から午後5時15分までである。
そして、17時13分位から、その数は増え始め、17時15分になると、ゾロゾロと出てくるのだ。明らかに、エレベーターの所要時間を計算して、デスクを出たとしか思えない正確さである。
民間企業で、17時15分までだとすれば、17時15分に仕事を終えて、タイムカードを打刻して、それから帰り支度をして、17時30分頃に会社を出る、というのが普通だろう。
が、だ。お役所ではその「フツー」が通じないのだ。17時15分迄というのは、17時15分に役所の玄関を出る(その前に出ている輩もいたが‥)という意味なのだ。確かに、17時に庁舎内に「チャイム」が鳴ると、一斉に帰り支度が始まる。
朝も同様の景色が見える。午前8時30分ギリギリに、エレベーターは満員である。午前8時30分登庁、というのは、この時間にまさに、エレベーターの「登り」に乗る、という意味らしい。
やるな〜!
(ただ、なかには、午前7時には登庁して頑張っている組合幹部もいることを付け加える)
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