いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2006年01月06日(金) 国家権力いえ警察は怖いぞ〜

 私は、反権力か、体制か?と問われれば、有無なく現体制を維持する側、いやそれ以上に保守であると思っている。また、警察をはじめ自衛隊や公安など国家の安全を守る人々には最大限の敬意をはらっている一人だ。

 という私のバックボーンを理解したうえで、本日の日記を読んでほしい。

 今日のランチは、自衛隊生徒の後輩と食べた。彼は、P3C対潜哨戒機で某国の潜水艦と戦っていたが、退職しビデオショップを経営していたが、わいせつ物販売容疑で昨年10月から「臭いメシ」を食べていた。(詳細は11月21日参照)

 年末に220万円の保釈金を払い、2ケ月ぶりにシャバに出てきたのだ。現在は、2回目の公判を待つ身である。通常は、20日の拘留期限で釈放されるのだが、彼の場合は「証拠調べ」長引いて2ケ月も入っていたらしい。

 証拠調べとは、膨大な量のエロビデオを刑事が一本一本調べる(観る?)ことらしい。大変な仕事だ!

 さて、彼の2ケ月の房友達の話は、実に興味深くかつ、いささか怖かった。それは、権力を持った組織の怖さだ。

房友1. 50代の元航空自衛官。ホ-ムレスで、拾ったクレジットカードで無銭飲食をたらふくして逮捕。

房友2. 酔っ払って、若い女性に声をかけ、無視されたので、肩に手をかえたところ「胸を触られた」と通報され、示談金120万円。罰金50万円。

房友3. カラオケボックスで、隣のボックスと小競り合いになり、駆けつけた警察官に声をかけられ振り向いたところ、手で警察官の顔をはたく格好となり公務執行妨害で逮捕。

房友4. 電車内で落ちていた時計を拾って手にしていたところ、張り込み中の私服に捕まった。調べたところ、窃盗の前科があったので、逮捕拘留。

 彼が拘留された警察署の留置所は房が2階建てになっていて、1階はヤクザさん関係、2階は「一般人?」が収容されていたそうで、従って、房友も、ごく一般の人だったようだ。

 いずれのケースも、普通に生活している人が陥りそうな事件だ。さらには、房友1以外は、現場の警察官の判断で、如何様にもとれそうな事件である。その判断の結果、その人の自由を奪い、拘束する訳だ。

 極悪非道な容疑者には、必要な処置も、上記のような一般人が犯しそうな犯罪には、警察官の判断だけで長期拘留(勿論、裁判所が許可する訳だが‥)するのはどうだろうか。冤罪を含め難しい問題だ。

 私が犯しそうなのは2のケースだな‥

 とは言っても、この極寒の夜、街の治安を身を持って守って頂いている第一線の警察官諸官には頭が下がる。ご苦労さん!


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