2005年04月08日(金) |
どうしようもないな、区役所内「民間企業」2社 |
今、各自治体は「民間委託」のブームである。平均時間給3500円の区役所職員を使うよりは、時給900円程度の民間に委託したほうが安上がりなのは明らかだ。まいして、土木、給食調理、学童擁護(緑のおばさん)、学童保育など、短時間だったり、「単純労務」などは、何故、公務員でなければいけないのか、さっぱり理解できない。
ところが、中途半端な「民間導入」は、お役人よりも問題になることがある。それは、本来ない「権限」を得た気になったり、「お役人」の無愛想を「行動基準」にしてしまうケースだ。
大田区役所本庁舎での、失敗例は、駐車場のガードマンと、2階にある食堂「くすの木」であることは、再三、ここでも書いているが、相変わらずだ。「くすの木」については、経営する東急電鉄の子会社が、店長を更迭したが、身についた錆(ヒドイ接客)は、なかなか落ちないようだ。
今日、新高校一年になった娘が、昼食時に蒲田駅にいる、との連絡があった。ではランチを一緒に食べようということになった。彼女のリクエストは「パパがいるつも文句を言っている感じ悪い食堂」。さっそく、区役所2階「くすの木」食堂に行った。
職員の昼休みも終わり(1時半すぎ)、食堂内は閑散としていた。食券を買って席に着くが、従業員は誰も来ない。相変わらずである。70坪はあろう客席には、従業員の姿はない。そこで「すいませ〜ん!」と2回叫ぶ。誰も来ない。仕方なく、厨房に顔を出し、もう一度「すいませ〜ん!」。すると、中には、なんとウエイトレスが3人もいたのだ。
ジョナサンやらデニーズでは、いくら対応の悪い店舗でも、ここまでヒドイことはない。何故、区役所ではこうなるのだろうか。ちなみに、駅前一等地、区民の財産100坪の家賃はタダである。(区職員の福利厚生施設ということで…)
また、駐車場ガードマン。これもヒドイ。アッチ行け。そこ行くな!と、最近の警察官だって、もっと感じがいい。これは、全国自治体の駐車場ガードマン共通の「行動規範」のようで、綾部市議の塩見まりこ氏も、同様の経験を府庁舎でされていると書いている。
大田区役所にお越しになったら、まず駐車場に入れてみて欲しい。笑顔のステキなガードマンさんに出会ったらラッキーである。お二人、とても感じのいい方がいるからだ。そして、2階の食堂「くすの木」を利用して欲しい。
いずれでも「頭に来なかったら」、余程、運がいい方か、あなた自身が「お役人」に違いない。
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