2005年03月16日(水) |
自衛隊入隊予定者激励会by大田区長 |
今日も午後から予算特別委員会である。一日やればいいのに、と議員になる前は思っていたが、一日やったら「お役人」も一日仕事が停滞し、区政が止まってしまうし、議員も疲労でぶっ倒れてしまうかもしれない。ロングランの予算委員会などは、半日が適当かもしれない。
さて、午前中は、この3月,4月に自衛隊に入隊、入校する若人の激励会を区役所で実施した。これは、平成11年以降、私が議員になってからは毎年実施されている。区長が「就職の祝い」を述べるのは、自衛官と区職員ぐらいだろう。
なぜ、区長か。それは、自衛隊法に「地方公共団体は自衛官の募集を行なうこと」と定められているからである。九州や北海道などの市町村では、役所で実際に願書まで受け付けている。大田区では、そこまではやっていないが、募集ポスターの区掲示板への掲出などで協力している。
その結果、防衛庁から東京都を通じて、年間15万円(!)が募集経費として支給される。また、区内に20名余りいる自衛官募集相談員(民間ボランテイア)の委嘱も、自衛隊側と区長の連名で委嘱されている。
相当の競争率を経て合格した採用予定者達は緊張した面持ちで、区役所に集合した。一人一人任地を紹介され、区長のもとへすすむ。最後に区長より激励の言葉。
「自らの国を自ら守ることは当然のことである。その崇高な使命を選ばれたことに敬意を表する。これから厳しい訓練が待っているだろうが、国のため頑張って欲しい。」といった趣旨の言葉を頂いた。西野区長のTPOに合わせた絶妙な挨拶は、どこでも評判だが、今日の挨拶に参列者も自衛隊を選んで良かった、と思ったことだろう。
その後、会場を中華料理屋に移して懇親会になった。各人の出身校を聞いて、今更ながらビックリ。バブルの頃であれば「お兄さん自衛隊入らない?」と、蒲田の駅前で声をかけていた(街頭募集という)2士という最下位の採用枠の半数以上が、大卒または大卒後専門学校または大学院卒なのだ。
今、最前線で活躍している曹(下士官)は、そのバブル時入隊組が多い。とすると、これら「インテリ新兵」の扱いにはさぞかし苦労されることだろう。頑張れ自衛官の卵たち!
お、いかん!予算委員会前にビール飲んじまった!
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