いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2005年03月12日(土) いぬぶし議事録削除2回!議会史上初か?反省!

 議員になってから、随分と「不規則発言」で、議事録の訂正、削除をしている。これは、事前に原稿を作らないデメリットでもある。あまり多いので、よく覚えていないが、以前のものを二つほど。

 ……のようなことでは、片手落ちである。(これは差別発言とのこと)
 ……のようなことでは、片落ちである。(これが正しい言い方だそうだ)

 名札を職員が着けないのはけしからん!まあ、ストーカーに狙われるような美人 職員はいいが……(美人は差別発言)

 そして、ついに、今定例会では2回も発言の撤回、削除をしてしまった。これは、議会職員によると「区議会史上初」ではないか、と言われた。

 ひとつは、地域活性化特別委員会。他の委員が、池上梅園は梅のシーズンなのに、月曜日休館とはけしからん、と発言。これを受けて私が、そうだ!だから、役人がやっていてはダメなんだ。民間に任せろ!と追い討ちをかけた。

 ところが、委員会終了間際なって、その委員が「先ほどの発言を訂正します。パンフレットによれば、2月、3月は無休とあります。私が閉まっていると思ったのは、開園前の時間でした。」ときた。あちゃ〜!あわてて「委員長!発言の訂正。先ほどの池上梅園についての発言は事実誤認でしたので、全文削除願います。」と。

 次は、城南島の工業団地にペットの火葬場が出来るので規制する条例を作って欲しい、との陳情審査のことだ。以前、広域斎場特別委員会の委員として各地の斎場を視察した時のことを発言した。「地方の公共の火葬場ではペットの斎場があり、ペットで儲けている。人間は安くしているが。」という趣旨だ。

 ところが、これに他の委員が異論を唱えた。「人間とペットの荼毘を話しがちゃんぽんになっている。不謹慎である。」と。そこで、私は、そうではない、死の尊厳については厳粛に受け止めている、と反論したが、彼は引かない。削除せよ、と迫る。本来の陳情の審査の議論とは違う話なので、委員長、副委員長に事の処理を一任して、当該部分を削除した。

 同じ事柄でも見方が、人の哲学、生き様によって随分違うものだと痛感した一件であった。はんせ〜い!

 


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