2005年02月10日(木) |
また今日も池上梅園視察@都市整備委員会 |
今日は、区議会都市整備委員会である。30分程「相変わらず」の所管事務報告を聞いて、視察に出発した。行き先は数日前に地域活性化等特別委員会で視察した、区立池上梅園である。
特別委員会の委員と、この委員会の委員は3人が同じである。が、お役所の論理では「同じ場所でも、所管が違うと見る視点が違う」らしい。
先日は、観光振興策としての「梅園」で、本日は「まちづくり」の視点からの「梅園」である。な〜るほど!こうすれば、同じ場所でも、仕事が倍になるんだ。こうやって、日本中のお役所は、仕事を増やしているという実態がよくわかる視察だった。
先日いった時より梅は開いていた。そして、同じように200円の「吟醸 甘酒」を飲んだ。バスの中で隣りに座ったお役人(課長級)に、土日は混むから、甘酒は売らせてもらえないんですよ、と話したら「ひどい話ですね。民間委託すれば変わりますよ」と言われてしまった。
課長級以上の皆さんは、個人的にはまっとうなコモンセンスをお持ちだが、こと所管事務になった途端に「お役人」の発想になってしまう。この施設も、「指定官管理者制度」で民間委託が検討されているが、「民間委託」では、民間がお役人化するだけで甘い。区役所2階の食堂、駐車場のガードマン、区議会のバス運転手など、民間だが、区の仕事をやると「感じ悪く」なってしまう不思議な力が「お役所」にはあるのだ。民営化しか手はない、と思っている。
梅園で、土日に甘酒が売られていたら、少しは区役所もマトモになった、と思って頂きたい。帰り際に、甘酒を売っている障害者施設の方から言われた。「ぜひとも、土日にもやらせて下さい」出来ないんだな、これが。お役人は…
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