2005年01月10日(月) |
祝ご成人 でもさ、大人なんだから少しは静かにしろよ!@大田区 |
今日は成人式。区立体育館において区主催の成人の集いが開催された。区議会議員には区長名で「出席依頼」の書面がくる。毎年のことながらイヤイヤ出席する。
なぜイヤイヤかというと、テレビなどで報道される程ひどくはないが、新成人たちの「大人げない」態度に腹がたつからだ。
最初に一部として式典がある。主催者を代表して区長の祝辞、続いて区議会議長の祝辞と続くが、会場内はおしゃべりが轟音のように反響して、ほとんど聞いている者はいない。
数年前に、当時の区議会議長が「大人になったのに人の話すら聞けないような人間におめでとう等と言えるか」と挨拶されたことがあり、この時は正に我が意を得たりと大きな拍手を贈った。まったくその通りである。
学校では授業中オシャベリをしていても教員は注意もしない。触法行為が校内であっても「教育の放棄」やら「生徒の人権」やらで警察への通報もためらう。一部の政党や教員、エセ人権団体、フェミニスト達からは「あなたらしければいいのよ」等と、「公」や規則などより、「個」の大切さを刷り込まれる。
従って、成人式こそ、このような「あなたらしい」教育の成果披露式でもある。見事に、その成果は結実している。
そういえば我家の愚息も成人式。休暇で帰宅している陸上自衛官の彼は、来週金曜日に部隊で式典を行ってくれるらしく、家でくつろいでいた。そして、新成人が暴れるテレビ画面を見て、独り言のように「同じ成人だと思われたくないな」と。
そうそう、それでいい。是非その「あなたらしさ」で、これからも「公」の為、「個」を犠牲にしてでも頑張ってくれ。
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