2004年12月19日(日) |
嗚呼、早稲田に続いて筑波も『自衛官講演会』中止! |
先日、早稲田大学でイラク派遣部隊の『ヒゲの隊長』による講演会が『学究の府』にふさわしくない、との理由で中止になった、と書いた。早稲田出身という方からの『大学は発表していない』とのクレームを受けたが、そのように新聞発表しているし事実である。
そして、今月10日に同様の事態が筑波大学において起きたというのだ。講演会は「イラク復興支援と日本〜陸上自衛隊の視点から」と題し、大学が主催し日本学術会議が後援、現職自衛官が現地の様子などを報告する予定だった。
ところが、8日になって、教職員組合が有志の教授とともに大学側に要望書を提出。「大学に現職の自衛官を招くのは如何なものか」などと質問を提示した。結果、大学側は、当日集まった学生に陳謝し、『延期』にしたのだ。(中止と言わないところが、国立大学。お役人)
あきれてものも言えない。大学とは、単に教科書を追い、学術書だけを研究していればいいのか!現実に起きていることを直視し、そのことを学問的に研究することが実学ではないのだろうか。
自ら気に入らないものは、ないがなんでも排除する論理は左翼の特徴であるが、わが国最高学府の早稲田や筑波まで、そうであるとは、どうなっているんだ、この国の教育界は。
そして、このような『事なかれ主義』『先送り対応』『非現実的対応』の学府で学んだエリート官僚達が、この国を滅ぼしていく。
成る程、だから北朝鮮にも経済制裁が出来ないんだな。外務省さんよ!だって、大学でセンセイに習ったんだもんね。『延期にしときゃ、いつか忘れる』って…
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