2004年12月18日(土) |
靖国反対なら富士山山頂には登るなよ! |
昨日、国(財務省)は富士山8合目から上を国有地から、富士山本宮浅間神社に譲与する通知書を交付した。これは、同神社が、この土地を慶長14年(1609年)に徳川家康から寄進を受けたとするこ古文書に基づき、昭和49年最高裁判所が『8合目以上は浅間神社のもの』とする判決を下したものだ。
400年前の文書というのもビックリだが、その判決から30年たった後に、判決に従うという『模範的お役所仕事』には、あきれるを通り超して、感動すら覚える。
こじつけではないが、であれば靖国神社をなんとかせい!と思う。浅間神社は400年前の文書であるが、靖国神社は明治2年(1869年)、たかだか135年前、明治天皇の思し召しにより建立された。当時は戊辰戦争の戦死者を祀っていたが、その後、寛永6年(1853年)のペリー来航以降の戦死者にひろがった。
特に、大東亜戦争に出兵された将兵はもちろん、その家族は、万一の場合は靖国神社に祀られ、未来永劫にわたって、国家が弔ってくれるだろう、と思っていたに違いないし、時の大日本帝国政府も、そのように解釈していたであろう。
とすれば、戦没者や遺族と、当時の国は『死亡した場合は靖国神社に祀る』という、暗黙の契約があったと解すべきであると思う。これは、民法においても認められる契約行為である。
当時の大日本帝国政府を引き継いだ、日本国政府には、この私法上の契約行為を継続する責任があるはずである。引き継げないのであれば、理由を開示して、法的に賠償すべきが、法治国家の務めであろう。中国やら、左巻きの連中の言動で首相が右往左往するような問題ではない。
靖国神社反対の諸君!富士山8合目以上には登るなよ!あそこは『浅間神社のご神体(一審、二審判決)』だからな。
|