2004年12月16日(木) |
多摩川ラケットクラブ跡地を視察。スッゴ〜イ!外車ばっかりだ |
今日は、都市整備委員会である。まずは、多摩川ラケットクラブ跡地にある新興宗教法人の所有の土地を買って欲しい、という趣旨の陳情審査のため現地へ出かけた。議会にはマイクロバスが一台あって、このバスに労組系の派遣会社から来た運転手を頼んで出かける。本件とは関係ないが、この運転手さんが、愛想ない、気がきかない、運転荒い、いつもながら頭に来るが、何度言っても変わらない。『お役所に入ると、民間人も変わる』好例かもしれない。
この土地は、平成12年に東急の所有していたラケットクラブを、丸金コーポレーション(漢字部分を反対に読むと、誰の関係かわかる)が購入。それを、大田区と宗教法人が翌年に購入したもので、この大田区が買わなかった部分を、再度、大田区に買って欲しい、との陳情である。この売買については、東急が丸金に売却してから一年以上も登記をせず、結果、登記上は、東急⇒大田区が購入という構図になっており、なんともきな臭いのだ。特に、この登記であると、本来、丸金に売却したとすれば東急に課税される、土地譲渡にかかる所得税が免税となる。(地方自治体や宗教法人への譲渡)
それはさておき、現場に到着して、私が活動している地区とは、雰囲気が違うことをすぐさま感じた。現在、大田区の所有地は暫定的に公園として開放しているが、その公園で遊ぶ母子の服にもビックリ。芝生で遊ぶ女の子は、なんとビロードのワンピースだった。お母さんたちも、Gパン姿は一人もいない。駐車場には、このお母さんたちが乗ってきたベンツ、BMをはじめ、高級車が並ぶ。SPのような強面の宗教法人担当者に、宗教法人側の土地を案内してもらったが、窓ひとつない要塞のような礼拝堂(というのか…)が異様であった。
バス乗車場所まで歩く途中にあった、レストラン兼洋菓子屋さんのチラシにも一同ビックリ!クリスマスデイナー¥10000也。12センチのショートケーキ¥3600也。ゼロひとつ間違えたのでは、と思える金額である。この地区の、区議会議員、区長選挙の投票率は、区内平均より毎回20%近く低い。妙に納得してしまう視察であった。
帰庁後、再開された委員会で、この陳情は採択された。各会派の態度は以下のとおり。
自民:賛成 公明:賛成 共産:継続 民主・自由:賛成 未来:保留(?)⇒継続
|