まあ、世の中には冷静に考えれば『笑い話』であることが山程あるものだ。特に、お役所や学校など『特殊な』世界では多い。今日あった、笑い話を3つほど。 但し、やっているご本人達は、いたって『真面目』にやっていて、なぜ『笑い話』かわからないと思う。可哀想に…
笑い話1: 区役所では、エコオフィス(環境に優しい事業所)として、昼休みの蛍光灯消灯、コピ-の裏紙活用などを行っている。ところが、ある公園事務所では、区民に交付する使用承認書(区長の公印あり)と、領収書(大田区金銭出納員の公印あり)の用紙に裏紙を使っているのだ。私が入手したものは、こともあろうに『12月度昼窓当番表』と書かれている昼休みに誰が窓口に出るかのシフト表。勿論、公文書開示請求では塗りつぶす職員名も書いてあり、カラーマーカーで色分けまでしてある、絶品である。環境対策の勘違いも甚だしい。
笑い話2. 長女から高校受験のため、ある難関私立校の願書を請求して欲しいと頼まれた。本命は都立、押さえの私立も学校説明会でもらったが、ここのものは、挑戦校なのでもらっていなかった。学校に電話すると、現金書留で660円を送れ、という。銀行振込や為替では、と聞くがダメ。感じが悪い。止む無く、郵便局で660円を現金書留で送ると、なんと送料510円、封筒10円。きっと、この事務員さんも、学校幹部も660円を送るために『顧客』に520円も出させることに何の疑問も持たないのだろう。この感覚で教育された卒業生が、東大を含め難関大学へすすみ、わが国の未来を決める。嗚呼、恐ろしい。
笑い話3. 北朝鮮が、横田めぐみさんの遺骨が別人だったことに関し『特定の目的のために事前に綿密に企てられた政治的脚本に基づくものであるとの疑惑を抱かざるをえない』と非難する談話を発表した。それに対し、小泉首相は『真意を見極めていかないといけない』と述べるにとどまった。これは笑った。前段の北朝鮮の談話は、本来、小泉首相が北朝鮮に言うべきもので、小泉談話は、北がわが国の経済制裁についてコメントするに適当な文言である。まったく入れ替えると『正答』になる。
ちなみに、笑い話1は、早速直近の『庶務担当課長会議』で注意を促すことになった。2は、この学校の受験をやめた。3が一番難問である。
国民的経済制裁をNHKの不払いとともに、進めていこう!
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