いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2004年09月07日(火) 各種団体予算要望ヒヤリング

 9月に入ると、にわかに区役所内があわただしくなる。来年度予算の査定が、各レベルで始まるからだ。そして、区議会内の会派も、区内各種団体からの来年度予算要望をうかがう「ヒヤリング」を行うのが常のようだ。

 何しろ、5年間「一人会派」だったので、そんな世界には無縁だったし、各種団体の応援など来ようはずもなかった。昔々、新生党の時代に、東京都の国に対する予算要望に同席したことがある。

 野党だった時は、都の部長だか局長が、会議室で説明して終わりだった。ところが、国政与党になった年は、どこぞのホテルで石原知事同席のもと食事つきで行われた。予算要望で、これだけ違うのだから、国会議員は与党になりたいだろうな、と思ったことを思い出した。

 さて、今年は「民主・自由・未来」という会派として、区内各種団体に「ヒヤリング」参加についてご案内をしたが、参加は4団体のみという寂しい数だった。まあ、出来たての会派、そんなもんだろう。

 ヒヤリングを伺っていて感じるのは、行政に「なんとかして」「とにかく予算つけて」型の要望が多いことだ。形式的、儀礼的な「ヒヤリング」であれば、それでもいいだろうが、本気で予算要望するのであれば、数字と、その裏づけとしての理論武装が求められる。

 当然、議員にもその団体についての事前学習と、昨年度決算での要望内容の精査が求められるが、「業界は大変なんですよ!」「そうですか、努力しましょう」式の会合になってしまったのは、いささか残念だ。来年へ向けて反省事項である。

 ただ、要望内容を、どのように具現化するか、したか、を各団体にタイムリーに報告しよう、と会派で合意できたことは「聞きっぱなし」ではないとの意思表示として評価されるだろう。

 各団体の皆さん、お忙しい中、ありがとうございました!


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