2004年08月26日(木) |
おい、犬伏、昨年の選挙の、日当払え! |
選挙は、本当に多くの人々の善意に支えられて行われている。特に、大きな支持基盤も、金もない私は、完全にボランテイアの厚意によって選挙を戦った。陣営によっては、学生アルバイトや、割烹着の奥さん連に日当を払っているところもあるようだが、有償で「お願いしま〜す」をやらせると、運動員買収となる可能性がある。実際、知人で逮捕された例もある。
特に、昨年の統一地方選挙は、会社廃業直後ということもあり、完全に貧乏選挙を余儀なくされた。電話部隊の女性陣などは、文字通り「手弁当」で応援してくださった。
ドライバー、事務所係、すべて手弁当どころか、持ち出しまでして応援をしていただき、なんと感謝していいかわからない。と、その一員だった方から、昨日自宅に請求書が届いた。なんと、選挙の日当いくらいくらを払え、というのだ。(実際には具体的な業務が書いてあるが、プライバシー保護のため日当とする)
この方には、最初に当選した選挙から手伝っていただいており、信頼もしていたのだが、昨年4月の選挙後「4万円」の請求書が届いた。ビックリして後援会幹部に相談したところ「放置」ということになり、今日までほうっておいた。昨日の請求書には「7万円」と増額されていた。
もちろん、この方に有償で、選挙がらみのお仕事を依頼したこともない。その旨告げると「誰のおかげで、議員になれたんだ」「逃げるのか」「ただより高いものはないんだ」と、信じられない言葉を浴びせられた。そして、「明日午前10時までに振り込め。そうでないと引き落としができないものがある」と。
事後買収(選挙終了後に金品を払うこと)になる旨話して電話を切ったが、なんとも後味の悪い結末だった。
「次の選挙手伝わないぞ!」この捨て台詞が、一番の脅し文句だ‥悲しいな、Yさん。
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