いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2004年08月22日(日) 「おい!ネエちゃん、こっち!」区役所駐車場係

 金曜日に、控え室にいると、女性議員が「駐車場のガードマンに、ネエちゃん、こっちに駐車しろ」って言われた、と入ってきた。苦情なのか、「ネエちゃん」と呼ばれたことの喜び(失礼!)なのか判らなかったが、また、かのガードマンだ。

 先日、ふざけるな、と注意したばかりの会社だ。いくらで受注しているのか、開示請求してみたが、安い!年間1900万円余りで、駐車場警備(常時3名以上)、庁舎内警備(常時1名)を受けている。これじゃ、大した給与が払えないだろうな。しかし、前回も言ったが、問題のある人間はいつも同じ二人だ。

 いまどき、いくらでも優秀な人間はいる。いまさら「接遇教育」でもないだろう。接遇のできないガードマンは、工事現場にでも配置転換にすべきである。それが、民間の厳しさだろう。

 さっそく、総務を通じて、ガードマン会社を控え室に呼んだ。すると、来たのは、いつも明るい笑顔と、敬礼で挨拶してくれる方だった。あちゃ〜、彼が来たんじゃ、文句言えない。事情を説明して再教育を依頼した。

 ついでに言いたいのは、大田区のマイクロバスの運転手。彼は、労働組合系の人材派遣会社から来ている日雇いで、日給2万円。ところが、道は知らない、運転は急ブレーキ、急ハンドル。挨拶しない、愛想なし。気がきかない。

 どうやら、大型ダンプを運転していたらしいが、お客を乗せるからには、上述した点は、絶対条件だ。先日も、視察で、このバスを使ったが、降車して視察中に「彼が気を利かして、Uターンをして乗りやすく帰りやすくするか」という賭けには、聞いた議員全員が「そんなことは絶対しない!」と、賭けが成立しなかった。

 オリンピックには、魔物が潜んでいる、とは良く言われる。お役所には、民間人から「気働き」を剥奪する、魔物が潜んでいるのだろうか。


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