2004年07月29日(木) |
東京都職員さん、ダメよ今時、遵法闘争は‥ |
今日、東京都の水道、下水道系の職員組合が職場集会やら、抗議行動を実施するらしい。これは、現在一律4%支給されている「業務手当の見直し」に反対するものだ。
しかし、本当にお役人とは気楽なもんだ。今や、民間ではボーナスや、残業手当どころか、雇用すら危機的状況にあるのに、ボーナスは出るは、手当ては出る。有給休暇や福利厚生も完備。
当然、諸手当の見直しはあるべきだが、一度貰ったものは、絶対に離さないのが、お役人。そこで、29分間の職場集会を開催するらしい。この29分というのが、これまた、お役人の考えそうなことだ。大田区でも最近までやっていたが、私が指摘し、サンケイ新聞で全国に報道されてからは、30分集会に「改善」された。
29分と30分、たかだか1分の違いだが、彼らには大変な違いがあるのだ。東京都も23区も同じような給与条例を使っているが、この規則では、遅刻、早退などの給与減額の単位を「30分未満か以上か」で変えているのだ。
30分を超える早退、遅刻は1時間の減額。30分未満は、減額がなしとなる。つまり、29分の早退、または、遅刻しての職場集会は、給与条例上は、減額がゼロになるのだ。
なんとも、都民、納税者をバカにした闘争ではないか。自分たちの手取りは、ビタ一文減らさず、業務は管理職に任せて、権利の主張。
まったく、これでは、納税者がストをしたくなる。さらには、この事実を、東京都の人事に聞いたところ「わからないので広報に‥」と。広報では「わからないので、水道局か下水道局の広報へ‥」とたらい回しにあった。
石原さん、息子の選挙はいいから、この役人根性を是正して!
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