2004年07月30日(金) |
大田区議会国内、海外視察及び親善訪問日程 |
昨年、議会事務局に一件の苦情があった。それは、区議会海外視察について、なぜ事前に行くことを広報しないのか、というものだった。私自身は、現在の経済状況下では議員の視察は中止すべきとの立場だが、行くからには、なるべく多く広報する必要があると思う。そこで、今日は、区議会の今年度の視察、親善訪問を決まっている範囲で、記載する。
常任委員会視察(予算一人10万円、2泊3日)
総務財政 7月28日~ 北海道留萌、苫小牧市 生活産業 9月13日~ 豊後高田、北九州市 健康福祉 11月10日~ 広島、広島市 都市整備 11月10日~ 九州方面 子ども文教 11月15日~ 鹿児島、福岡市
特別委員会視察(予算一人4万円 1泊2日)
羽田空港対策 9月 2日~ 能登 地域活性化等 9月 9日~ 北陸 交通問題調査 9月10日~ 下関 防災対策 12月13日~ 行き先未定
海外視察(予算一人80万円 11日間)
ヨーロッパ方面 10月24日~
親善訪問(予算一人 中国6日間40万円、セーラム8日間60万円)
中国北京市朝陽区 10月24日~ 米国セーラム市 8月29日~
常任、特別委員会には全議員が、海外視察は公明、共産、緑の党以外が、親善訪問は、緑の党以外が参加している。
慣例では、区議会議員は、4年の任期中に海外視察1回、親善訪問は、米国か中国いずれか1回参加できることになっている。私は、一人会派の一期生時代に、親善訪問のセーラムに行かせていただいたが、海外視察には反対をしており参加していない。
23区では、すでに20区が海外視察の廃止または一時中止を決定しており、その必要性の議論が望まれる。なお、大田区議会では、自民、民自未、ネット無所属が賛成。共産、緑が反対。公明党は視察には反対しないが、原状では不参加、との態度である。
せっかく、相当額の税金を費やすのだから、その是非はともかく、相応の成果をあげての帰国を望みたい。
***(上記は、いずれも予定であり、今後議決を経て、議長名の派遣許可をもって正式なものとなる)***
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