2004年07月26日(月) |
新設の担当部長が、たった4ケ月で異動!何があったの? |
今日は、午後4時から都市整備委員会が開催された。15日の委員会で報告された事項について、前回はすぐ視察に出かけたので、今回質問をするためだ。本会議のない月の委員会は、月1回が恒例だ。しかし、そんな月も、報告事項は相当あるはずである。また、お給料も一月分頂いているので、もっと委員会を開催すべきだと思っている。
お隣、川崎市は、毎週2回、常任委員会を開催しているという。この位の頻度で開くと、お役人も出すものがなくなり、「情報操作(出すべきものと、出さないものを選択する)」ことが出来なくなり結構なことだと思う。ただ、問題は、再三指摘している、費用弁償だ。これは、議会に召集されると議員に支給される日当のようなもんで、大田区では一回6000円が支給される。
週二回開催となると、6000円 X 50名(議員数) X 8(月の回数)となり、240万円が毎月必要。現在のように月1回だと、30万円ですむので、年額にすると2000万程度の増額が必要になる。この際、費用弁償をゼロにするか、減額して、委員会の開催日数を増やすべきだと提案したい。
さて、今日の委員会での私の質問は以下のとおり。
質問その1:本年3月に、都市基盤整備担当部長が退職されると、この職が廃止された。そして、4月には、再開発担当部長のポストが新設された。いずれのポストも属人的、つまり、一代限りのその人のためのポストではないか、と質問した際、交通事業本部長は、そうではない。重要な仕事につき担当部長を設置したものだ、と答弁された。ところが、8月1日付けの人事異動で、この「重要な」再開発担当部長が、東京都多摩建築指導事務所長に転出される。たった、4ケ月で再開発の仕事は終わったのか。さらには、後任は選任しないで、本部長が兼任されるという。兼任ですむような仕事に部長職を新設したのか。
答弁:突然の異動で驚いている。後任に適当な人材が区役所内にいるのかどうか… 私では役不足かもしれないが、兼務とした。
感想:一体、何があったのだろうか。正義感あふれる都から出向の部長さん。その正義感故に、ドロドロした部分で嫌われたのだろうか。それにしても、4ケ月とは。
質問その2:一昨年、東糀谷の工業専用地域に、アスファルト工場が建設されることになった。建築確認も工場認可も取得し工事に入ったところ、反対陳情が議会に出て、工事は中止になった。その場所に、NPOと社会福祉法人が老人保健施設と特別養護老人ホームを計画している。ところが、工業専用のため、この建設には、東京都建築審査会の許可が必要だ。反対意見も提出され、本日、審査会が開催され、その件で議論されているはずだが、なぜ、この委員会に報告しないのか。
答弁:48条についての意見陳述だ、と理解している。決定した段階で報告しようと思っていた。
感想:本当かいな。反対意見を出した中小企業経営者は、ある議員さんの傀儡とのウワサもあるが…まあ、結局、用途外使用は許可になったけれどね。←次回報告があるのだろう。
おっと、午後5時のチャイムが鳴った。5時過ぎて仕事をするのは「ルール違反?」だ、そうだ。さあ、終わろう!
|