2004年07月25日(日) |
いぬぶし一夜漬けならぬ、朝漬けで試験に挑戦! |
今年4月から、久しぶりに大学に戻った。年々忘れっぽくなる頭の活性化と、なかなか日大通信教育のレポートを出さない愚息に「手本」を見せるためだ。今日、日曜日は、大学の単位認定試験二科目があった。法学と生徒指導である。
いずれも、社会人として養ってきた「常識」で、突破しようと考えていたが、受験票を見ると、法学のみ「ノ−ト持ち込み可」と書いてあるではないか!えっ、本当?
時刻は、午前9時。試験開始は午後3時半。よし、大丈夫だ。教科書片手に、必死でノートを書いた、書いた。はたして、47年の私の歴史の中で、これほどにも必死で教科書を読み、ノートを書いたことがあっただろうか…記憶にない。
出来上がったノ−トを持って、羽田の祭りに顔を出し、その足で大学へ。おお、皆ノート持って来てるな。オレだって、あるぞ。さて、試験問題が配られた。私の努力は、泡と消え去った。
ノ−トとは関係ない択一問題がいくつかと、残りは記述じゃないか。やられた。教授の策略にはまった。「ノ−ト持ち込み可」と書いておけば、普段、勉強していない輩も、ノートを作るだろう、との罠(?)だ。
次は、1時間後に生徒指導の試験だ。これは、学校問題を語る時、門外漢にならないよう取った科目である。図書室に行き、過去の授業のビデオを借りて聴取する。この過程で知り、ビックリしたこと。
教職に向いていない思うことがよくあるという中学教師の割合は15.2%、ときどきあるが、49.1%、あわせて64.3%の教員が、教職不適応かも、と思っている、というのだ。
さらには、教師のストレスの原因。最大の原因が多忙。そして、研究授業、同僚教員との人間関係、と続く。生徒児童の問題行動がトップかと思っていたが、これには驚いた。
いずれの試験も、自己判定では「A」ゲット間違いない。たまの学校もいいもんだ。
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