2004年05月31日(月) |
税務署は、深夜でもOK! |
今日は、月末。中小企業のオヤジも兼ねている私にとって、月末は特別に意味がある。支払日であったり、各種届出の期限だったりするからだ。ところが、お役所主催の講演会やら視察などを、結構月末にあててくる。議員や役人対象ならわかるが、中小企業者や、商店主相手の会合でも、月末などなんのその、と開催される。
少なくても、民間の心ある会社が主催する行事で、中小企業向けは月末には開催しない。この辺の『緊張感』から、お役所と民間は違う。
さて、今日は、わが社の決算の提出日である。法人は、決算期末から2ケ月以内に、国税と地方税の確定申告書を提出(株式会社は3ケ月の特例あり)を義務づけられているのだ。わが社の期末は、3月31日なので、今日までに申告する必要がある。申告を怠ると、無申告加算税やら、青色申告取り消しなどの、お咎めを受けるから必死だ。
朝から、事務所に缶詰になり、昼も食べずにコンピューターと伝票と取り組む。そこで、きっと次のような疑問が出るだろう。なぜ、税理士に頼まないのか?なぜ、2ケ月もあるのに、最終日なのか?
税理士に頼めば簡単なのは判っているが、『借金コンクリート』のわが社には、税理士報酬を支払う金がないのだ。2ケ月もあったのに、なぜか‥ これは、再三、この日記にも書いているが、生来、夏休みの宿題をはじめ、締切日に物事を処理する性格なので、なんともならないのだ。もっと言えば、5月末日に、深夜まで伝票と格闘するのは、言うなれば、私の年中行事なのだ。
今年は、例年になく楽だったのは、元銀行員のH氏が、何を思ったか、わが社の専務に『無償』で就任してくれて、概ねの伝票を入力してくれていたのだ。すべての入力チェエックが終わり、各種書類に捺印し完成したのは、夜10時半。こんな時間に申告が出来るのか?
出来るんですよ!各種届出、申告は『郵便官署日付』という欄があり、『当日消印有効』なのだ。そして、郵便局は、24時間いつでも夜間窓口が開いているので『消印』は大丈夫なのだ。蒲田郵便局には、自分で料金が計れて、その場で切手代用の日付入り証紙を発行する器械があるので安心だ。 午後11時、無事『5月31日』という、証紙を貼って『期限内申告』終了。帰宅後、一人、発泡酒で乾杯!
お疲れさん、全国の社長さん!
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