2004年06月01日(火) |
うひゃ~!車検場は天下り天国?いったいいくつあるんじゃ |
先週書いたように、我が愛車通称『ボロクソワーゲン』が、壊れた。止む無く、またまたネットオークションで、偶然ワーゲンを落札して、今日、品川の車検場に『ユーザー車検』に出かけた。
自動車整備会社や、代書屋さんには申し訳ないが、車検は自分でやったほうが、えらく経済的だ。そして、覚えてしまえば、えらく簡単だ。
今回は、ナンバーがないので『新規登録、新規検査』となる。まず、用紙購入、手数料納入窓口の建物にいく。ここは、財団法人関東陸運振興財団品川支部(旧陸運賛助会)が運営している。ここのメインの収益源は、きっと自賠責保険の手数料一台1500円也だろう。マックのように、必ず『自賠責は‥?』と聞かれる。次は、300mくらい離れたDの建物に行け、と言われた。ここは、東京都自動車整備振興協会が受託しており、納税確認やら、予約確認をしている。
これで、やっと、車検コースに行く。車検を担当するのは、車両検査独立行政法人関東検査部の職員さん。約10分で検査は終わる。ここの秘訣は『いかにも素人』を装うことだ。わかりませ~ん、ということを徹底すると、実に親切だ。今回は、ブレーキランプが切れていて、場外の修理屋さんで修理して合格。
車検合格のスタンプをもらったら、国土交通省関東運輸局東京陸運支局の建物に行き、車検証をもらう。さらに、車検証を持って、別棟の東京都税事務所に行き、自動車税の申告、納税をする。ここは、都の役所だが、申告窓口は、東京税務協会が受託し、納付窓口は、民間人材派遣会社、㈱日本医療事務センターが受託している。
納税の印をもらうと、やっと、一番最初に用紙を買った建物に戻り、新ナンバープレートを受け取り、自分で車に取り付ける。最後に封印を、係りのおじさんにつけてもらって、すべて完了。文章で書くと長いが、概ね30分の作業だ。かかる費用は、保険やら税金は別にして、検査手数料1400円、新規登録手数料500円、用紙代30円、ナンバープレート1440円。これだけ。デイ-ラーの納車手数料やら車検に比べると、えらく安い。
それにしても、広い車検場に点在する窓口。さらには、窓口ごとに受諾している各官庁の外郭団体の存在。すべて、一つの建物に収容して、一回の手続(ワンライテイング)で、書類だけ各官庁にまわすようにしたら、随分、時間と、労力と、お金の節約になると思うが‥いや、そんなことを考えたら、公務員の定年後の働き口がなくなるのだった。すまん、すまん。
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