2004年05月24日(月) |
外務省前で街頭演説『談合外交やめろ!』 |
今日は、朝から外務省前で、先の小泉総理訪朝についての抗議行動を行った。本来は、首相官邸前あ衆議院前で行いたいのだが、これらの地区では街頭演説やデモが禁止されているので、止む無く外務省前で実施となった。
北朝鮮に拉致された日本人を奪還する地方議員の会のメンバーである都議会議員3名、市議4名他一般市民の方々と、ハンドマイクを使って抗議メッセージを外務省の建物に向かって行った。うまいことに、外務省んも反対側は農林水産省なので、ついでに農水省にも『北朝鮮に米25万トンを送るな』と、やった。
一般の人々の関心も高いようで、用意したビラはあっというまになくなった。また、農林省側の道路からも、立ち止まって聞いていただく姿が見え、意を強くした。
一部報道によると、家族会の方々の発言について、問題だ、という声もあるようだが、どこが問題なのだろう。イラクの人質とは、根本的に違うのだ。主権国家たる日本の主権を侵されて、その国の国民が国家的犯罪のため、拉致されている、そして、日本国政府は40数年間何もしてこなかった、ということなのだ。
勿論、もっと、何もしなかった歴代の首相や、日朝友好議連なんぞに入って、楽しい時間を平壌で過ごしたセンセイ方よりは、余程ましだし、その行動力には賛辞を送る。だが、だ、せっかくの首相訪朝というめったに切れないカードを切ったのだから、その成果は欲しかった。
ただ、25万トンのささにしき(とうもろこしも加えたらしい)と、1000万ドルの医療支援だけ置いて、『経済制裁はしません』と、完全敗北宣言に等しい結果は、あまりに悲しい。
祖国日本よ!今こそ国家たれ!
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