2004年05月25日(火) |
壮大な自己満足?河川改修大会 |
お役所には、一般国民には理解できない習慣がいくつもある。その一つに『○○大会』という集会がある。これは、お役人、市民、議員を一箇所に動員して、国のお役人やら国会議員に『圧力』をかける、というものだ。 23区はそれでも少ないと思うが、地方都市に行くと、年がら年中『○○決起大会』などをやっている。そして、大陳情団を東京におくる。我が国の陳情政治の典型だろう。
今日は、そのひとつ河川改修大会に参加した。11時に都市整備委員会が招集され、10分程度で閉会。その後、弁当を食べ(自費です!)、区役所のマイクロバスにお役人と乗って、いざ、日本青年館へ。10分であっても、委員会は開会されているので、費用弁償6000円は支給される。
中野区の議員に聞いたら『昼食は自分で食べて、現地集合』だったそうだ。市部の議員に『費用弁償』の話をしたら、『それは何ですか?』といわれしまった。同じ議会でも、考え方が相当違うようだ。
大会は、お決まりの決算、予算、事業報告などをシャンシャンで終わり、来賓挨拶、『早く河川を改修せよ』という意見表明、2時間余りで終了した。
さて、この会合でいくらの税金が消費され、その結果、どれくらいの『改修予算』が上乗せされるか精査しなければ”今ふう”ではない。
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