いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2004年05月22日(土) 小泉さん、たのんますよ!ササニシキ25万トンはないよ

 小泉総理大臣が、2度目の訪朝をし、5人の拉致被害者の子供たちと共に帰国した。何もしなかった、40年間の首相に比べたら、彼の功績は素晴らしいものがある。が、だったら、もう少し熟慮して欲しかったものだ。

 今回の失敗は
①交換ではない、と言いつつも、米25万トン、医薬品1000万ドルの支援を約束した⇒これこそ北の望んでいたこと。これを出すなら、全員の安否を出せ、と迫るべき

②経済制裁はしない、と断言したこと。⇒なんのために、外為法を改正し、船舶入港阻止法を作るのか。これで、日本は対北朝鮮のカードを切れなくなった。

 そもそも、一国の首相が、二度にわたり一国を、それも国交のない国を訪問するなど、外交慣例を無視した行為なのだから、二度とないチャンスとして、毅然として要求して欲しかった。ああ、やっぱり、との思いをもったのは私だけではないはずだ。

 また、米も、国産のササニシキ25万トンであると聞く。さぞかし、農林族議員は『おらが、小泉に頼んでやった』と、地元農協の会合で、おお威張りのことだろう。お隣の、中国から米を買って、北に送ると、同じ金額で、10倍の量が送れる。

 さらには、1000万ドルの医薬品の援助。これには、厚生族議員が歓喜だろう。○○薬品の役員を呼んで『パーテイ券は、頼むよ』と、囁いているかもしれない。

 どうなってるんだ!この国は。拉致された国民を助けられない腰抜けなのか。拉致された人々の不幸は、『日本国民』だったことだ。米国民だったら、特殊部隊から、爆撃機を動員してでも救出しただろう。

 親北朝鮮派の国会議員、そして『話し合い平和』を標榜している、あらゆる人々に聞きたい。自分の子供が拉致されても、その意見を変えないだろうか?小泉さんにも同様の質問をしたい。どうだ!


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