いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2004年05月19日(水) やるな自虐的テスト@区立中学校

 世界まれに見る、「自虐国家」にっぽん。昭和20年12月10日のGHQ公布の「War guilt information(日本悪人心理作戦)」により、全国紙がこぞって「日本は悪かった」と書いた。そして「エセ平和運動」に浮かれた、日教組の教員たちは、教え子たちに「キミらはひどい国に生まれてきたんだ」と、大合唱で教えた。

 その成果は、見事に戦後50年を経て、開花した。イラクの人質に象徴されるように「自由」と「我侭」が同一視され、労働者を標榜する教員を見習った子供たちは「権利」を主張し「義務」は果たさない国になった。

 国家や、校長、教員、オヤジなど、ありとあらゆる「権威」を否定する教育や、報道の結果、それぞれの組織は崩壊していく。無血革命といってもいい状況が、今やこの国に押し寄せている。

 さて、先週、大田区立のある中学校で歴史の時間に以下のようなミニテストがあった。また、同じ教員から、「日中戦争」での、日本軍の「虐殺」の写真集が「見たくない者は見なくていい」との注釈付で回覧された。あまりの気持ち悪さに、嗚咽する生徒もいたという。

以下、その内容である。()内に、生徒が文字を入れるようになっている。

日中戦争
1937年12月 首都南京を占領 
日本軍多数の中国人を殺害 (南京大虐殺)

抗日民族統一戦線
(国民党) 蒋介石‥国民党政府(中華民国)
(共産党) 毛沢東‥協力して日本に抵抗することを呼びかける

1937年9月 抗日民族統一戦線の結成
農民がゲリラ活動による抵抗を続ける
日本軍 広い中国を支配しながら、食糧、弾薬を運ぶ補給路を断たれ孤立する。(点と線の占領)といわれた

ゲリラの攻撃の恐怖⇒ゲリラ掃討作戦
「奪いつくし、殺しつくし、焼き尽くす」

国家総動員体制
1938年(国家総動員法)人・物・金すべてを戦争のために

(人・物・金すべてを戦争のために)

1940年(大政翼賛会)政党が解散させられ、政府に協力するための組織がつくられる

*労働組合の禁止・自由主義や平和主義思想を(治安維持法)によって弾圧

 どう見ても、『日本は悪、中国民衆は善』『恐ろしい国にっぽん』という思想に塗り固められているではないか。こんなテストで教育を受けていたら、第二、第三の今井君はこれから出てくるだろう。

 現職教員、教育関係者の反論を待つ!いいかげんにしろ!


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