2004年04月17日(土) |
ああ、良かった、普通の家族が出てきた『ホッ!』 |
イラク人質事件第一陣(最初の3人)のことについて書いたところ、2チャンネルやら、どこぞの掲示板から、やたらリンクされ、先週のアクセスは1万件を突破した。なかには『区議会議員という公職にあるものが、ここまで言っていいのか』などという書き込みもあった。
議員が、自説を発言せず大衆迎合(ポピュリズム)するから、おかしくなるんだ、と思っている。だからこそ、相当嫌がられながら、この辛口日記を書いているのだ。美辞麗句やらオベンチャラを並べる議員なら、私以外に求めて欲しい。池の中に、バカデカイ石を投げ込んで議論するのが私の手法だから。
さて、人質第一陣の映像が『演出』だったことが報道され、本人たちも認めたという。その映像の不自然さを、多くの国民は当初から、本能的に見抜いていた。また、家族の『異常』な態度(郡山さんの母だけは、マトモだった)、解放時の3人の言動には、不快感を感じた方も多いだろう。
反面、今日解放が伝えられた人質第二陣のお二人は、行動に問題があったものの、まったく違和感がなかった。特に、ご両親の素直な喜びと感謝の映像は、極々普通の親としての優しさと、礼儀をわきまえた態度であった。
そして、正直、そのご両親の嬉しそうな映像を見て『ああ、解放されてよかったですね』と、ブラウン管に声をかけてあげたくさえなった。
拘束後、『自衛隊撤退!』『政府の責任‥』と発言し、即刻デモ隊を組織し、ドバイにまで弁護士を同行させる、プロ市民たち。日本人の良識、世論 は、これに迎合しなかった。
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