2004年04月13日(火) |
いぬぶし、区元職員に身柄拘束?いえ、良い会合でした |
最近、突如として、多くの区職員から内部情報やら、励ましやらを頂く、と書いた。今日は、そのうちのお一人と会うことに。
最初の電話は「私、大田区を定年になったものです」その話し方から、失礼ながら、事務系の職員ではないことは直感的にわかった。多分、給食調理員さんだろうことも。とすれば、次の言葉は「あんたのおかげで、働きにくくなった‥」であろう、と予想していたら、まったく反対だった。
「あなたが、多くの改革をやったことは素晴らしい。内情のひどさをお話したいので、会って欲しい」とのこと。今日、いよいよ実現であった。私鉄の小さな駅前の喫茶店。名前も顔もわからない。なんと、駅前には喫茶店が2軒。いちかばちか、チェーン店らしきほうに入ると、あちらから手を振っていただいた。
元の同僚3人で、是非話しをしたい、と集まって頂いた。いずれの方も、60歳で区を定年になり、その後、再雇用制度により65歳まで勤務された元職員さん。現職の間は、給食調理員として区立学校に勤務し、その後は、事務補助として、特別出張所や、公園事務所に勤務していた。
まずはビックリしたのは、この皆さんの職務に対する姿勢の真摯なこと。話の端々に「税金でお給料を頂いているのだから‥」という言葉が出る。 話は、学校現場における、学校長の職員指導力の問題、再雇用後の職場における、区正規職員のたまげるような勤務実態。再雇用制度の問題点など、 約2時間、あっという間にたってしまった。
提言いただいた内容、改善すべき内容の是正をお約束して、店を後にしたが、この3人が、どこの誰だかは聞きもしなかったし、知らない。ただ、また、機会を作って連絡が欲しい旨、お願いをした。
ああ、良かった。やっぱり人は、基本的に善人なんだ、と確認できた。ただ、その善人を「悪人」にしたり、「さぼり魔」にする、役所というシステムに問題がある。
さあ、明日も、このシステムと戦おう!
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