いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2004年03月13日(土) バイキングに行くと育ちがばれる?

 今日は、久しぶりに陸上自衛隊に行っている長男が彼女を連れて帰宅したので、彼の誕生日をかねて食べ放題のレストランに出かけた。昼時で満席の受付で案内をしている黒服の男性が、妙にフレンドリーで感じがいい。笑顔も自然で、数秒のトークも絶妙。席を待つ間、この男性のトークに魅了された。こんな社員さんだったら、どこに行ってもリストラには会わないだろう、と感心しきり。

 さて、料理は世界のバイキングなどというキャッチとは裏腹に、価格なりのものでがっかりだった。私は、いつも『食べ放題』やら『飲み放題』などと書いてあると、お店と勝負する気分になってしまう。先週も、飲み放題1200円という店で、瓶ビールを5本飲んで『酒屋で買うより安かった』と得意になって、翌日二日酔いで辛かった。

 お皿にも、ここぞとばかり、色合いやら、食べ合わせなど無視してテンコ盛にするのが『作法』だ、と心得ている。さらには、チャーハンや焼きそばなどという単価が安くて、腹にたまるものは極力さけ、ローストビーフ、カニ、エビなど『費用対効果』の高いものを取る。今回も、お腹が苦しくて、ベルトを外して、このレストランを出た。どうも、少年時代、貧乏をしていた影響か、食える時に命がけで食べる習慣がついてしまったようだ。

 バイキング料理で、私と同様『命を張る仲間』が二人いる。我が後援会長のI氏と、その友人のKさんだ。二人とも、バイキングでは山盛り派である。育ちを伺うと、やはりお二人とも、相当貧乏な幼少時代を経験しているという。以前も書いたが、大地主さんやら、お金持ちの区議とバイキングを食べたことがあるが、その盛り方たるや、品がよくて、到底、元は取れないと思った。こんなところにも、育ちが出てしまうのだろうか。

 いや、I氏、Kさん、私、三名の親の名誉のために付け加えるなら、バイキングの卑しいほどの食べ方は、幼少期の育ちではなく、成人してからの『趣向』に違いない‥


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